智頭町

鳥取県の南東端、周囲を1,000m級の山々に囲まれた八頭郡智頭町。町の面積の約9割が森林というこの町は、古くから「智頭林業」の地として知られ、江戸時代には鳥取藩最大の宿場町「智頭宿」として栄えました。そんな智頭町のシンボルについてご紹介します。

※この記事に掲載している画像はイメージです。実際の団体、個人、店舗、商品などとは異なる場合があります。

智頭町の町章

  • 制定日: 昭和40年6月1日
  • デザイン要素と意味:
    • この町章は 智頭町の頭文字「チ」と杉を円形に図案化したもので、町民の融和と町の円満発展を表徴し、突起する三角形は、主産業である林業の飛躍的発展を意味しています。
      また中の空白は、鳥取県の文字「と」を表しています。

智頭町の木は「杉」

  • 制定日: 昭和46年5月1日
  • 選定理由:
    • 350年以上の歴史を持つ「智頭林業」の象徴として選ばれました。
    • 江戸時代から続く人工造林の技術は、全国的にも高く評価されており、その美しく整った年輪と淡い紅色の木肌はまさに芸術品。町全体が「杉の町」としての誇りを持っており、この木を町の象徴とすることは、全町民にとって至極当然の選択でした。現在では、この豊かな森林を活かした「森林セラピー」などの取り組みも注目されています。

智頭町の花は「満天星(どうだんつつじ)」

  • 制定日: 昭和46年5月1日
  • 選定理由:
    • 智頭町と岡山県奈義町の境にそびえる那岐山(なぎさん)。その標高1,000m付近に広がる群生地にちなんで選ばれました。
    • 春には白い小さな鈴のような花が「満天の星」のように咲き誇り、秋には山々を燃えるような赤に染め上げるドウダンツツジ。その可憐さと力強さは、厳しい冬を乗り越えて生きる山里の精神性を象徴しているかのようです。

智頭町のキャラクター

  • 名前:杉太くん
    • 智頭町のシンボルである「杉」がモチーフ。曲がったことが大嫌い。
  • 特技:杉玉づくり
  • 好きな食べ物:森林セラピー弁当
  • 趣味:日光浴

  • 名前:紅子ちゃん
    • 智頭町と岡山県奈義町の県境に位置する那岐山の標高1,000m付近に群生する町花「どうだんつつじ」がモチーフ。しっかりものの節約上手。
  • 特技:どうだんつつじの栽培
  • 好きな食べ物:柿の葉寿司
  • 趣味:天体観測

デザインマンホールとカード

  • 主なデザイン: 町章の内側に杉とどうだんつつじ
    • マンホールの設置場所:町内各所
  • ポケふた 「ウソッキー」と「サンド」と「サンドパン」
    • マンホールの設置場所:智頭町総合案内所横
  • マンホールカード:なし

調べた感想


歴史ある宿場町・智頭宿の軒先を彩る「杉玉」は、お酒の完成を知らせるだけでなく、「杉のまち」としての誇りと住民のおもてなしを象徴する風景です。酒蔵だけでなく一般の民家にも飾られているのが特徴で、350年の歴史を誇る智頭杉の葉を使い、一つひとつ丁寧に丸く刈り込まれているそうです。作りたての鮮やかな緑色が、時の経過とともに深みのある茶色へと変化していく様子は、まさに移ろう季節を感じさせる風物詩。この杉玉は町内の工房で製作体験も可能で、見るだけでなく自らの手で文化に触れられる智頭観光の大きな魅力となっています。智頭杉の生命力と職人の技が凝縮されたこの丸い造形は、訪れる人々を温かく迎え入れる町のシンボルと言えるのではないでしょうか。

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